2016-02

眠りの質

ストレスが増加すると比例して睡眠時間が増える

体の眠りに対する要求はいつも同じではなく、日によって高まったり低くなったりします。睡眠の要求量を増やす、一番大きな因子はストレスです。ストレスは脳細胞を疲弊させます。たくさんの時間、続けてストレスがかかってしまうと、眠っても眠ってもまだ寝足...
眠りの質

睡眠中も体は活発に動いている

睡眠中は、一般的に安静状態とイメージされる人がほとんどです。しかし、眠っているときの体は案外不安定です。ポリグラフ記録(脳波や筋電図、眼球運動、呼吸運動などを同時に記録したもの)でごく普通の健康状態の人を調べてみると、まず血圧は寝入ったあと...
眠りの質

ストレスの救世主「α波(アルファ波)」

瞑想状態の時に出るα波(アルファ波)は、ストレスが過剰になっている現代社会においていは、ストレスの救世主と言えるでしょう。α波(アルファ波)は、脳波の波形の1つで、10サイクル、30マイクロボルトぐらいの電圧のものです。α波はふつう大脳皮質...
眠りの質

脳内に睡眠物質がたまると眠くなる

脳内に睡眠物質がたまることで眠くなる、といった考えについて初めて科学的な実験が行なわれたのは、今からおよそ70年も前のことでした。フランスの心理学者は、10日以上眠らせないでおいた犬の脳脊髄液を取り出して、別の正常なイヌの脳室に入れてみまし...