寝返りできない枕では快眠できない

「枕を高くして寝る」という言葉があります。心配事などが解消し、心おきなく寝ることができる、という意味で使われます。ただ、快眠のためにはおすすめできません。高めの枕を使うと首が曲がり、その姿勢で長年寝ていると、頚椎が圧迫され、頸椎捻挫など骨格系の障害が発生しやすくなります。

また、気道が圧迫されるので、睡眠時無呼吸症候群をはじめとする「呼吸障害」が起こる可能性も出てきます。
睡眠時無呼吸症候群についてはこちら

さらに、問題なのは高い枕では寝返りを打てないことです。人間は睡眠中に何度も寝返りを打ち、凝り固まった体や昼間の疲れをほぐしています。元気な子どもほど激しく寝返りを打つのも、昼間の疲れを寝返りで解消しているからです。

したがって、快眠のための枕は、簡単に寝返りを打てる枕です。条件としては、ある程度低く、しっかりとうなじと後頭部をサポートできるもの。横になった時に、首から頭部の正中線が直線になる高さです。
快眠・安眠のための枕(一覧)

いっぼう、「昼寝をすると、夜眠れない」と言う方が多いのですが、そのようなことはありません。昼寝をする時間帯と長さが問題なのです。

昼寝は午後1~3時の間に行ない、30分以内にとどめるべきでしょう。これ以上寝ると、体が覚醒するまでに時間がかかり、午後の仕事などに影響します。
短時間の昼寝でも血圧が下がる

また、一度深く眠ると概日リズム(約24時間周期で変動する生理現象) が崩れ、本来の睡眠が浅くなりやすいと言われています。

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